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デジカメで海外モバイル

RDC-i700で省エネモバイル/海外モバイル利用のハウツー
これまでRDC-i700をモバイル・シーンで使った場合の活用例を紹介してきましたが、ここでは海外モバイルでRDC-i700を使うメリットと、実際の設定方法についてご紹介します。

省エネモバイルの楽しみ方

海外モバイル中にホームページを作って情報発信をするためには、様々な機材が必要となります。最低でもコンピュータ(WindowsまたはMac)とデジカメが必要で、その付属品もそれぞれに必要となってきます。

海外旅行のようにただでさえ荷物が多くなる旅行に精密機械を持っていくのは非常に神経を使います。その点多少の工夫は必要ですが、RDC-i700なら、メールの送受信からホームページのアップロード(HTMLファイルのFTP)まで可能なので、これ1台でショートコメントをつけたホームページを作ることができます。

どうしてデジカメだけでホームページができるのか?
RDC-i700には、このカメラで撮影した写真のサムネイルをHTMLファイルに貼り込み、オリジナルの写真とともにアップロード(FTP)できる機能があります。これなら写真を見る分には、普通のホームページ作成ソフトで作るHTMLファイルと同様の閲覧性があり、小さな写真を見てからお気に入りのものを拡大表示させることができます。

この場合、その写真の説明文の処理が問題になってきますが、たびたび登場いただいているOzさんは、フレーム・ページを使うことでこれを解決しています。左側フレームには写真の掲載を、右側フレームにはメールからも投稿できる掲示板を表示することにより、写真を見ながら解説文を読むことができるページ作りを可能にしています。

左側に写真、右側に掲示板が表示される作り
掲示板への書き込みなら日本語での書き込みが可能なインターネットカフェがあれば、そこで解説文を書き込むこともできます。またメール送信の形で投稿すると、自動的にその内容が掲示板への新規発言として投稿されるシステムを利用することにより、RDC-i700のメール機能を使うことにより、パソコンなしにホームページ公開ができます。

左側の写真を表示するHTMLファイルにあらかじめ旅行日程分のリンクをはれば、視聴者は日付の表示にしたがってリンク先を開けば、新しい写真を見ることができるようになります。アップロード作業は予定通りに進めなければならないのでたいへんですが、「パソコンに写真を取り込んでホームページ作成ソフトで加工、説明文をつけて公開」という作業よりはずっと簡単にできます。

解説文の公開に掲示板を使うのは発信する側にもメリットがあります。解説文を公開すると同時にネット友達からの書き込みも入るため、ふつうにページを公開するよりもずっとページ更新に張り合いが出てきます。「続きを楽しみにしています」という視聴者からの反応は、情報発信をする側にとってはこの上なく嬉しいものです。

便利な「ひな型」の利用

RDC-i700でHTMLファイルを作る時には必ずひな型(テンプレート)が必要となります。このひな型は何種類も準備できますので、公開日に合わせたコメントをつければ、自然なデザインのページ作りができます。

Ozさんが生中継に使ったひな型(クリックすると実際のページが開きます)


海外モバイルのハウツー

海外からデータ通信を行う際には、国内での場合と比べて特別に注意が必要な点がいくつかあります。すでにこのサイトの中で詳しく解説していますが、ここではその対象をRDC-i700に絞って解説します。

通信設定

●複数のアクセス・ポイントを登録しておく

海外から通信する際は、大きく分けて「日本のアクセスポイントへ国際電話で接続する方法」と、「現地のプロバイダや、他国に渡ってアクセスポイントを保有しているプロバイダの現地アクセスポイントへ接続する方法」のいずれかの方法を使います。
日本で加入しているプロバイダのIDで、臨時に現地のプロバイダのネットワークに参加するローミングサービスは、常に安定した通信状態が保証されているわけではありません。現地サービスプロバイダの都合によってメンテナンスのための工事が行われている可能性もありますし、一時的あるいは恒久的にアクセスポイントが停止していたり、アクセスポイントの電話番号が変更になっていたりすることも決して珍しいことではありません。

世界各地でローミングサービスを提供しているGRIC社やiPass社は、簡単な操作で確実に接続できるためのダイヤラーソフトを供給していますが、これはWindowsやMacintoshといったパソコン用に作られた物なので、RDC-i700で使用することはできません。あらかじめ、ダイヤラーソフトやウェブサイトの情報を基にして、設定しておく必要があります。その際には、できるだけ多くの接続先設定を用意しておくようにしましょう。

RDC-i700は複数のアクセスポイントを登録できる

RDC-i700の場合、Windows98のダイヤルアップ ネットワークのように、接続先設定のダイヤル先だけを一時的に変えるということができません。通常はプロバイダは地域別に複数のアクセスポイントを設置していますから、Windowsの場合は普段使用しているダイヤルアップ ネットワークの設定(IDやパスワード、DNS設定など)を利用して、移動先のアクセスポイントの電話番号だけをその通信の際に変えれば通信はできます。しかし、RDC-i700ですとそれができませんので、使用することが想定されるアクセスポイント毎の設定を準備しておくことがなおさら重要になります。

●DNS設定も必要

RDC-i700でネット接続するためには、DNS(ドメイン・ネーム・サーバー)というアドレスの設定が必ず必要です。海外のローミング先には、このDNSを手動設定できないアクセスポイントも多々あります。GRIC社のアクセスポイントはそれぞれにDNSのナンバーも公開していますので、設定の際は必ず確認・設定しましょう。

●日本でのテストを忘れずに

ここまででひと通りの設定が完了したことになります。さあ、あとは現地に行って通信を実践するだけ! と胸も高鳴ります。しかし、その前に日本でテストをすることを忘れないようにしてください。現地では、初めての通信になるわけですから、慣れない状況の中で最初の一歩でつまづくと、時間をロスしますし、気分的に落ち込んでしまったらせっかくの旅が盛り上がらなくなってしまいます。
可能な限り日本から現地のアクセスポイントへ国際電話で接続してみてください。そのアクセスポイントが現在、使用可能な状態にあるかどうかや、通信回線の品質といった最低限のことは確認することができます。

●よくあるトラブル

海外でネット接続をする際は、「日本からのテストではつながったアクセスポイントが使えない」「さっきまで使えたアクセスポイントが使えなくなった」というトラブルはよく起きます。これは、電話回線やアクセスポイントの品質、使用モデムとの相性の悪さによる通信トラブルであることが多く、利用者側ではなんとも対処できないケースがほとんどです。現地時間の夜にこのような症状が発生することが多いですから、トラブルが発生したらつながらないアクセスポイントへの接続を何度も試すよりは、別のアクセスポイントへの接続を試すか、少し時間を空けて接続操作を行うのが現実的です。
最初に「複数のアクセスポイントを登録すること」とすすめたのはこのような事情もあります。訪問予定都市1カ所につき2つ以上、例え訪問都市が1カ所だとしても、別の近くの都市のアクセスポイントも設定し、最低でも3〜4カ所のアクセスポイントを確保しておいた方が安心です。

海外モバイル用接続設定の手順

RDC-i700を海外で使う際の通信設定の手順を箇条書きにして紹介します。ここでは、海外での接続サービスが利用できるプロバイダと契約済みという前提で説明します。ステップ7.以降の設定は、RDC-i700を使ってホームページを公開する時に必要な設定手順です。

1. 複数のアクセスポイントを登録する(D.N.S.設定が必須)
2. メール・アカウントを設定する
3. アドレス帳にメールアドレスを登録
4. メールの定型文を編集
5. クイック送信の設定
6. モデムの設定確認
7. FTP先の設定
8. HTML文書のひな型を編集・作成
9. ひな型をRDC-i700で使えるよう保存

海外通信に必要なもの

●RDC-i700でデータ通信を行う際に必要な機器の例

海外でRDC-i700を使う際に必要なものを紹介します。★印の機材は絶対に必要なもの、☆印の機材はあると便利なものです。

★RDC-i700本体
☆予備のストレージカード(CFタイプ/PCカードタイプ)
★充電器(RDC-i700用)
★予備バッテリ
☆ACアダプタ
★RDC-i700対応のデータ通信用PCカードとケーブル
★モデム・チェッカー
☆電源コンセントの変換プラグ(サスコムが便利!)

※一般的に必要とされる海外モバイル用のアクセサリについては、「海外モバイルに必須のアクセサリ」で詳しく説明しています。
海外利用に必要なアクセサリ(充電器と予備バッテリ、カード型モデム)

究極のモバイル〜ケータイで接続

RDC-i700は海外方式(GSM方式)の携帯電話と接続してモバイル通信を行うこともできます。実際に入手して接続できる機材は限られていますが、有線で接続するのと変わりない手軽さで接続することが可能です。
特に、海外を電車やバスで移動中に携帯電話でネット接続し、メールや掲示板を使って近況報告をするのは、楽しいものです。

PanasonicのGSM方式ケータイと接続してモバイル中



携帯電話でのモバイル通信
このページのコラムでも取り上げましたが、RDC-i700は海外で使うことができる携帯電話と接続して、データ通信を実行することも可能です。海外向けの携帯電話のレンタルサービスを行っている会社には、データ通信用のセットを用意しているところもあります。GSM携帯電話機とデータ通信用のセットを入手できれば、RDC-i700側は特別な設定をする必要もなく、有線の電話回線と同様にデータ通信をすることができますが、通信速度は9600bps程度と遅くなりますので、メールチェックなどのテキストを主体としたデータ通信に用途を限定した使い方をされることをおすすめします。メーカ側で公式に動作確認がとれているデータ通信用カードは現在のところありませんが、筆者が確認した限りでは次の製品が使えました。

  • 携帯電話機/データ通信用カード
  • Panasonic GD90/GD90用データ通信カード
  • ERICSSON SH888/ERICSSON DC23
  • Nokia6150/Xircom Compactcard GSM