
ローミング先へアクセスした時のトラブルとその解決法-その1
海外でのネット接続は、ちょっとしたことが原因でうまくいかないことがあります。こちらでは代表的なトラブルについて、症状と対応について紹介します。
電話がつながらない
●外線発信番号
ホテルの部屋に設置されている電話機は、ほとんどの場合外線発信番号が必要です。ホテルによって0の場合や9の場合などがありますので、まずこの番号を確認しましょう。電話機本体やその近くに書いてある場合や、部屋の案内書(ホテル・ディレクトリ)に書いてある場合が多いですが、案内書が見あたらない場合はレセプション(フロント)に問い合わせてみましょう。
●ダイヤル時のタイムラグの調整
ホテルの部屋の電話のような内線式の電話の場合、外線発信番号をダイヤルしてから実際に回線がつながるまでにタイムラグが生じる場合があります。この間にアクセスポイントの番号をダイヤルし始めるとうまくつながりませんので、外線発信番号のあとに「,」を複数個挿入して待ち時間を調整します(例:0,,,12345678)。
●電話回線は使用可能になっているか?
ホテルによっては、部屋を使用していない場合は電話回線を切断してある場合があります。そのような場合には「いまから電話回線を使いたい」旨をフロントに申告しましょう。また、部屋から出る(ドアをロックする)都度、部屋への電気や電話が切断される場合もあります。
●所在地情報を現地に合わせる
「所在地情報」の発信元を滞在地に合わせましょう。所在地情報が日本のままで、海外のアクセスポイントに接続しようとした場合に、国際電話番号が自動的に付加されてダイヤルされてしまう場合があります。
●モデムの設定
1台のパソコンにカードモデムや内蔵モデム、携帯電話用カード、PHS用カードなどの複数のモデムをインストールしてある場合は、実際に使おうとしているモデムが正しく選択されているか確認してください
●市内/市外通話ともできるか?
ホテルのシステムによっては、市内通話のみ可能で市外通話ができない場合がありますので、できるだけ市内にアクセスポイントがあるローミングサービスの準備をしておいた方がよいでしょう。
ログインできない
●電話番号は間違っていないか
電話回線が正常でも、アクセスポイントの電話番号が間違っていては通信できません。もう一度アクセスポイントの電話番号を確認してみましょう。パソコンを接続せずに電話機からアクセスポイントの番号をダイヤルし、受話器からネゴシエーションの際の音(ピー・ガー音)が聞こえてくるかどうか確認する方法が有効です。
●IDやパスワードは間違っていないか
IDやパスワードが間違っていないか、もう一度確認してください。ローミングサービスを利用する際には、通常のIDに特定の記号を付け加える場合や、ローミングサービス専用のIDやパスワードを使用する場合などがあります。
●現地プロバイダの状態は?
GRICやiPASSのローミングサービスは、地域(国)内で複数の現地プロバイダと提携している場合が多いのですが、そのすべてに安定してつながるとは限りません。回線使用中(busy)の場合も考えられますし、メンテナンスのためにサーバーが停止している場合があることも考えられます。一箇所のアクセスポイントに何度もトライするよりも、電話先を替えながらつながるアクセスポイントを探すようにした方がよいでしょう。
●ユーザー認証
GRICやiPASSのサービスを利用する際は、ユーザーの認証段階でうまく認証が成立しない場合があります。その際にもプロバイダを替えながら根気よくトライしてみることが大切です。
●回線の種類(トーンとパルス)
アナログ回線にはトーン回線とパルス回線があります。この設定が間違っていると接続できません。電話機からダイヤルする際の音がいわゆる「ピ・ポ・パ」の場合はトーン回線で、「ジジジジ…」の場合はパルス回線です。
●回線の種類(アナログとデジタル)
アクセスする先の回線がデジタル(ISDN)回線の場合には、アナログモデムで接続することはできません。最悪の場合にはモデムが破損する恐れがありますから、回線チェッカーで過電流でないかどうかを確認しましょう。
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