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携帯電話でモバイル通信
携帯電話モバイル通信の実例
これまで紹介してきたように、携帯電話でのデータ通信は手軽に実行できます。では現地で使う時にはどんなシーンで役に立つでしょうか。使用環境も考えながら、利用シーンのあれこれをご紹介します。
携帯電話は海外でこそ便利に使える
みなさんも経験があるかと思いますが、海外の公衆電話は故障していたり設置台数が少なかったりと何かと利用に不便なことがあります。また通話料金の精算も、コイン方式があればテレフォン・カードもあるというように、同じ国の中でも複数の形式の端末が設置されていることがあり、利用の際は支払いに頭を悩ませることも少なくありません。
その点、携帯電話であれば電池の保ちの心配だけで、いつでもどこでも気軽に利用できます。日本は治安もよく、公衆電話利用のありがたみはそれほど感じないかもしれませんが、海外の事情はちょっと違います。携帯電話は海外でこそ役に立つツールです。
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海外の公衆電話にはデータポートがない
日本ではずいぶん早くから「グレ電」と呼ばれるタイプの公衆電話で、データ通信ができるようになっていました。しかし、海外の街中の公衆電話でデータ通信ができるようなものを設置している国はほとんどありません。またたとえ公衆電話にデータ・ポートがあったとしても、治安の問題があるため、空港のようなクローズドの空間ならともかく、街中でパソコンを操作するのはたいへんなリスクを伴うと言っていいでしょう。
したがって、公衆電話でしかデータ通信ができないような環境にある場合は、たとえインラインカプラーを使ったとしても、データ通信の可能性はぐんと低くなってしまいます。
携帯電話ならこんな心配はありません。部屋に電話線が来ていないホテルでも難なく通信が可能ですし、場所を選べば街中での通信作業も可能です。「いつでも、どこでも通信できる」携帯電話によるデータ通信は、本当の意味での海外モバイル通信を可能にしてくれます。
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データポート付きの公衆電話があったとしても
海外でも空港にはずいぶんデータポート付きの電話機が設置されるようになりました。シンガポールのチャンギ空港や台湾の中正機場ではデータポート付きの電話を見ることができます。
空港なら治安の心配もまあまあ緩和されますし、実際、待ち時間に自分のコンピュータで通信できたら便利だろうと思うことが多くあります。しかし、空港の電話機はデータポートがあってもその使い方が難しいことが多く、電話機を使うという時点でつまずいてしまうこともあります。
例えば、この記事の右側に写真を掲載したシンガポールのチャンギ空港にあるStarHub社の電話機の場合、シンガポール市内への通話は無料でできるのですが、データ通信はクレジットカードによる有料通話となってしまいます。シンガポールは英語が公用語ですから、まだ表示を読んで操作をすることもできますが、台湾の空港の端末には中国語の説明しかありません。機械はあっても使いづらいというのが、海外のデータポート付きの公衆電話の実情です。
携帯電話ならそんな心配は全く無用ですし、荷物の管理も公衆電話でデータ通信を行うことに比べれば、ずっとストレスがかかりません。データポートの付いた公衆電話がある場所でも、携帯電話のデータ通信は優位性を保っています。
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チャンギ空港のStarHub公衆電話

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